落雷を抑制する本当の避雷針
「極性反転型避雷針PDCE」の
設置・販売をいたします。
「極性反転型避雷針PDCE」は、落雷を落とさせて地上にそのエネルギーを誘導する従来の避雷針とは違い、落雷を落とさせずに一定の範囲を守る本当の意味での避雷針です。
PDCEの落雷抑制効果は、雷関連の最新国際規格 IEC 62305 への適合と第三者認証機関「ビューローベリタス」で認証を受けており、信頼性の高いシステムとなっております。
プライムネットの落雷対策推進事業では、PDCEの正規代理店としてお客様のご要望と環境に応じたご提案から設置・サポートまでいたします。
お気軽にご相談ください。
雷のしくみ(夏季)
雷は、大気中で大量の正負の電荷分離が起きることで発生する放電現象です。
水蒸気を含んだ空気が上昇気流にのって上空に持ち上げられると雲が発生します。暖かい空気は水蒸気を多く含んでいるので大きな雲ができます。夏場の雲が大きくなる(積乱雲)のはこのためです。積乱雲は縦方向に10キロメートル以上の大きさになります。
空気には高いところへ行くと圧力が低下するという性質があるため上空へいくほど気圧が下がり、それに伴い温度も低下します。このため、積乱雲の天辺は真夏でも氷点下になっています。雲の天辺にある水蒸気は冷やされて氷の粒子となりますが、下部では天辺ほど気温が下がらないので、ひょうやあられといった大きな氷の粒ができます。それらが気流によってかき混ぜられて激しく衝突すると静電気が発生します。このとき、小さな粒子はプラス電気に帯電し上部に、大きな粒はマイナス電気に帯電して下部に集まります。こうしてプラスとマイナスの電荷が分離され、その間を電気が流れ出します。
通常、空気中には電気は流れないため、雲の外には放電されずに内側の電圧は高まっていきます。そして、雲の下部に溜まったマイナス電荷に引き寄せられて地表にはプラス電荷が集まってきます。上空よりも大地に集まったプラス電荷の方が近いため、雲の下部にあるプラスと大地のマイナスが引き寄せ合います。そして、そのエネルギーが空気抵抗の限界を超えたとき、大地を目がけて一気に放電されます。これが雷です。
従来の避雷針とPDCE避雷針の違い
従来の避雷針
通常の避雷針は、建物の一番高いところに設置し、その先端からプラス電荷を出すことで(お迎え放電)雷を落ちやすくしています。お迎え放電によって雷を自らに呼び込み、その電流を大地に誘導し建物を守っています。「避雷針」という名前から雷を避けるものに思えますが、実際は雷を引き寄せて、そのエネルギーを安全な通り道に誘導し大地に逃がす仕組みになっています。
しかし、避雷針が発明されたのは250年以上も前であり、当時の建物には現在のような電気設備はなく、建物内に情報ネットワークがはりめぐらされているわけではありませんでした。雷のエネルギーは膨大であり、従来の避雷針では建物自体は守れても建物内の電子機器や電気設備に影響をおよぼす可能性は高いのです。
PDCE避雷針
建物だけではなく電子機器や電気設備も守るためには、どうしたら良いか?それは、雷を落とさないことです。雷はプラス電荷に引き寄せられて起こるので、これを出さなければ落雷は起こりません。
PDCE避雷針の上部はマイナス電荷となっています。雲の下部に集まったマイナス電荷とは同じマイナス同士のため引き寄せ合いません。雷が発生してもそこにプラス電荷がなければ落雷は起きないのです。PDCE避雷針は、落雷を抑制する本当の意味での避雷針です。
PDCE避雷針の設置場所例
落雷に直撃された場合、停電や電子機器・電気設備の破損などで不便になるばかりでなく、商業施設などではサービスレベルが著しく低下し損失につながります。また、病院や野外施設などでは命の危険も伴います。
落雷を起こさせないPDCE避雷針はビルやマンションなどの建造物だけではなく、商業施設などさまざまな場所でご活用いただけます。
交通 | 建築物 | 広い場所 | 塔/その他 |
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空港施設 |
病院 |
校庭/グラウンド |
無線アンテナ |
港湾施設 |
ビル、マンション |
遊園地/野球場 |
野外監視カメラ |
鉄道 |
データセンター |
ゴルフ場 |
エネルギー/化学工場 |
道路 |
工場 |
重要文化財(木造建築) |
船舶 |
販売代理店(2次店)一覧
資料のご請求・ご相談・お問い合わせ
極性反転型避雷針PDCEについてのお問い合わせは、下記までお気軽にご連絡ください。PDCEの正規代理店であり、電気設備の専門家であるプライムネット株式会社ならご提案から設置まで安心しておまかせいただけます。